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         損害賠償はこうやって勝ち取れ!
             債務不履行、不法行為、使用者責任、瑕疵担保責任 

  実際の損害賠償額ってどれくらいなの?

 ・専門学校の債務不履行による損害賠償額
 [事案]  
  入学時の説明と実際の授業、施設、寮などの施設が掛け離れていたとして理事長の責任を追及。
                 [請求額]            [判決認容額] 
    入学金・授業料    122万円      →        122万円    
         慰謝料    150万円      →         75万円
      弁護士費用     20万円      →         19万円
         計      292万円      →        216万円
  ・名誉毀損による損害賠償額
 [事案]  
  某有名スポーツ選手が週刊誌に事実無根の記事を書かれ名誉を毀損されたとして週刊誌発行
 会社を追及。
          [請求額]                 [判決認容額] 
   謝料額   5000万円                 600万円
    ※1審で1000万円を命じたが、2審で600万円に減額。 
 ・エステ施術の被害による損害賠償額
 [事案]  
  アトピー性皮膚炎の罹患歴があり初回施術後から強い痒みを感じたが、従業員から直ると
  言われ、施術を続けた結果、重度のアトピー性皮膚炎になったとして、使用者責任、製造物
  責任、債務不履行責任を追及。
                            [請求額]              [判決認容額]
  アトピー性皮膚炎の治療費              8万3560円        →     8万1990円
  エステ代金及び化粧品等代金            41万6325円        →     38万4403円
  エステ代金 179回分                1 8万7950円       →      17万7525円
  化粧品等代金                    22万8375円       →     20万6878円
  エステ通所交通費 17ケ月相当分定期代       14万9940円         →      0万9040円
  学費及び学校教材費 実質的退学のための損害       28万円        →        20万円
  休業補償 バイト退職の損害             435万7950円        →        144万円
  平均賃金の18ケ月分
  後遺症による逸失利益  労働能力喪失率56%  2941万5401円       →       0円
  障害慰謝料及び後遺症慰謝料              930万円      →     350万円
  弁護士費用                   434万2194円       →   57万1543円

         計              4876万円1695円      →   440万883円

 ・セクハラの損害賠償額
 [事案]  
  選挙運動中にアルバイト運動員が候補者から選挙カーの中でわいせつな行為を受けたが、
 相手は虚偽告訴罪で告発しその後の記者会見で 「でっちあげ」と発言。
                          [請求額]           [判決認容額] 
  わいせつ行為に対する精神的慰謝料 
  虚偽告訴による名誉棄損行為の精神的慰謝料
                          合わせて1000万円        →  200万円 
  記者会見による名誉棄損行為に対する精神的慰謝料 
                             300万円         →   500万円
  弁護士費用                        200万円         →   100万円
                  計          1500万円         →  1100万円
 ・テレビからの発火による損害賠償額
 [事案]  
    M社製のテレビが発煙、発火し、事務所内部を破損して備品・資料等を焼失、また放水の
  水が階下のパプ店舗に浸水し、カラオケ機器等に損傷を与えた。
                  [請求額]             [判決認容額] 
 
 事務所内部備品焼失損
   ファクシミリ、複写機     800000円          →     800000円
   流し台等          297000円          →     297000円
   トイレの便器等        320000円          →     320000円
   ストーブ、クーラー、テレビ 820000円
   机、イス、製図版等     520000円        →  その他備品資料損害
   ロッカー、測量機具     400000円                  500000円
   応接セット等、資料一切  1000000円        
        計       4217800円         →        1917000円

 階下店舗への支払い額
   カラオケ機器弁償金    1500000円          →      1500000円
   テーブル、イス購入金    580000円         
   お詫びと休業補償金    500000円          →       500000円
        計       2580000円          →      2000000円
 弁護士費用           500000円          →      500000円
       合計       7297800円          →      4417000円
 その他最近の判例
  ・預金通帳を盗まれ、偽の印鑑を使い400万円引き出された。  → 銀行に400万円の支払命令。

  ・画商間で偽のモローの絵を、3050万円で売買した。   → 3050万円の返還義務。

  ・開発会社の設計したシステムに不具合があり、元に戻した。→開発会社に1724万円の支払命令。

  ・入学を辞退したのに、入学金や授業料を戻さない。→4月1日前の辞退者の前納授業料に返還義務。

  ・進学塾の冬季講習を開始前に解約したが、授業料を返還しない。 → 全額返還命令。

  ・冷暖房施設の室外機の騒音被害→  差止めと169万円の支払義務。

  ・野良猫を飼い、その排泄物の悪臭で営業妨害→ 慰謝料等で150万円の支払義務。

  ・幹部の不正を内部告発して解雇された。 → 慰謝料500万円の支払義務。

  ・同意のない就業規則改訂により減額された機長→ 3億1070万円の支払命令。




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                行政書士 田中  明事務所