エッセー集
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目の網膜によいキュウリ
    
 ウリ科  キュウリ属   学名 Cucumis sativus
     原産地 ヒマラヤ山麓


 キュウリは夏に欠かせない野菜です。 ソーメンや冷麦と一緒に生のキュウリを食べても
いいですし、ミソをキュウリに付ければ冷酒の肴になります。 キュウリの塩漬けもまた夏の
食卓になくてはなりません。
 和名は胡瓜と書きます。 胡という字が物語るようにヒマラヤ山麓からシルクロードを通っ
て平安時代に日本に運ばれて来たのです。  明治以降に食用とされた多くの西洋野菜
と違って、キュウリは日本人が平安時代から親しんで来た最も古い野菜の一つなのです。 
 キュウリを生で齧ると青臭い感じがしますが、その青臭さの成分であるピラジンが今大変
注目されています。  血栓を防ぐ作用つまり脳血栓や心筋梗塞を予防する働きがあるされ
ているからです。 また、体にこもった熱を取り除いたり、アルコール代謝を促す作用もあり
ます。 なんとなく夏にキュウリが食べなく理由が分る気がします。
 
 <キュウリの栄養素> 100g中

   カリウム  210mg・・・・・むくみの改善、利尿促進、高血圧の予防
   カルシウム、鉄
   食物繊維   0.4g
   ビタミンA(β−カロチン) 150μg・・・活性酸素の抑制、ガン予防、皮膚・粘膜・目の
                           網膜を健康に保つ、風邪の予防
   ビタミンC 13mg・・・・・肌や皮膚の老化を防ぐ



                     2009.8.5