エッセー集
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大脳皮質に作用するコーヒー
    
 アカネ科  コーヒーノキ属   学名Coffea arabica  
     原産地 エチオピア アビシニア高原

 コーヒーを1日2杯くらい飲みます。 そういう生活をもう40年は続けていますが、コーヒー
を飲む度に毎回美味しいと感じますし幸福感にも浸してくれます。 私は生クリームやアイス
クリームも大好きですが、毎日食べたいとは思いません。 コーヒーだけは朝食後と昼食後に
必ず飲みたくなります。 毎日飲んでも何時も新鮮なコーヒーは、嗜好品の王者というべき
存在感があります。 コーヒーだけがなぜそうなのでしょうか。 
 それはコーヒーにカフェインという薬理作用のある成分が含まれているからです。 
カフェインには大脳皮質に作用して眠気や疲労感を取り、集中力を高める効能があります。
人間は大脳皮質を活発に働かして仕事をしています。 コーヒーは大脳皮質にとって無くては
ならない飲み物だったのです。 
 その他としては、中枢神経に作用して呼吸機能や運動機能を増進、心臓の収縮力を強化、
利尿効果の促進、胃液分泌の促進、脳内血流の促進などの効用があります。
 
 <コーヒーの栄養素> 100グラム中
   カルシウム 120mg
   ビタミンB2 0.12mg、 
   ニコチン酸・・・・・・血液中のコレステロール値を下げ、動脈効果の予防
   ナイアシン 3.5mg
   ポリフェノール・・・・・肝臓がんや消化器がんの予防
   アロマ(コーヒーの香りに含む)・・・・DNAの酸化や心臓の老化を予防
   クロロゲン酸・・・・・発がん性物質ニトロアミンの 生成を阻止



                        2009.6.22