エッセー集
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  免疫力を高めるブロッコリー
   アブラナ科アブラナ属 学名 Brassica oleracea var. italica  原産地 地中海沿岸

  一般的な日本人にとっては、ブロッコリーは新しい野菜です。 昔は名前も知りません
 でしたが、今ではシチューに欠かせない野菜になっています。 ブロッコリーはキャベツの
 変種ですが、キャベツとは比較にならない豊富な栄養素を含むということで非常に注目を
 浴びている野菜なのです。  味そのものは何の変哲もありませんが、味付けを工夫して
 もっと多く食べるようにしたい野菜の一つです。
 
  ブロッコリーが今注目を集めている最大の理由は、そのガン予防効果です。
 ブロッコリーの栄養成分に含まれるサルフォラフェインという化学物質には、発ガン物質を
 解毒し活性酸素を撃退するキノン化合物還元酵素(善玉酵素)の働きを活性化させる作用
 があるとされます。  
  もっと分かり易く云えば、人間の持っている免疫力を高める働きがあり、ガンや成人病など
 活性酸素の害から守ってくれる素晴しい働きがあるというのです。
  ブロツコリーは野菜の中の野菜です。 これまで食べる習慣がなかったのが残念な気が
 してくる野菜です。
  
   <ブロッコリーの栄養素>  食材100g当たり

     カルシウムが38mg、  鉄が1.0mg、  カリウムが360mg
     葉酸が210μg・・・・・・・・・・貧血予防、動脈硬化の予防
     ビタミンB1が0.14mg・・・・・皮膚や粘膜の抵抗力を強める
     ビタミンB2が0.2mg
     ビタミンCが120mg・・・・・・・風邪予防
     βカロチン・・・・・・・・・・・・・・活性酸素を解毒
     ビタミンE


                        2008.12.15