エッセー集
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鎮静効果のあるレタス
  
キク科アキノノゲシ属  学名 Lactuca satiya L..    原産地 小アジア

 朝の野菜サラダになくてはならないのがレタスです。 レタスにドレッシングをかけ、バナナ
とトマトを添えると贅沢な朝食になります。 レタスというと最近欧米から移入された野菜とい
うイメージがありますが、日本でもチシャと呼ばれて古くからありました。 山口県の郷土料理
ちしゃなますは、焼き魚とチシャを酢味噌で和えたものです。 洋食の影響により、日本人が
生のレタス食べるようになったのは最近なのです。
 さて、レタスは95%が水分ですが、ビタミン・ミネラルの宝庫でもあります。
他の野菜に含まれない成分にラクチュコピコリン(ポリフェノールの一種)があります。 これに
鎮静・催眠効果があることは昔からよく知られ、イギリスの有名な童話ピーターラビットにはレ
タスを食べ過ぎて眠り込んでしまうウサギが登場します。

<レタスの栄養素と効用  100グラム中>
  カロチン   130μg ・・・・活性酸素の抑制、老化やガン、風邪の予防
  ビタミンC   5.0r ・・・・・肌や皮膚を若々しく保つ効果
  ビタミンE   0.3r ・・・・・血液の循環を促進する効果
  カリウム   200r ・・・・・むくみの改善
  鉄       0.3r ・・・・・貧血の予防
  植物繊維   0.5g ・・・・・便秘の予防
                                            


                        2008.7.23