エッセー集
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メタポ対策に豆乳


  私はブルーベリーを豆乳と一緒に飲んでいます。  豆乳はブルーベリーの吸収をよくすると
テレビで医者が言っていたからです。 その仕組みはよく分かりませんが、とにかく豆乳というの
はその98%が消化吸収されてしまうそうです。  大豆から豆乳を製造する過程で消化され難い
繊維質をオカラとして分離し後に残ったものが豆乳なのですから、当然と云えば当然かもしれま
せん。
  大豆は畑の肉であると云われることがあります。 これは大豆のたんぱく質が必須アミノ酸
構成の良い動物性たんぱく質に近いからですが、大豆には肉と違いコレステロールを下げる効
果があり、そこで特に豆乳が成人病予防対策の機能性食品として注目されている訳です。

 豆乳の栄養素と効用
 ・たんぱく質・・・血液中のコレステロールを低下させ、たんぱく質中のペプチドが血圧上昇を
          抑制する。
 ・リノール酸・・・不飽和脂肪酸であるのでコレステロールをあまり含まず、逆に善玉コレステ
          ロールを増やす作用がある。
 ・レシチン・・・・不飽和脂肪酸で構成され、その乳化作用により血管に付着したコレステロール
          を溶かし、また固まり付着するのを防止する。  肝臓中の脂肪分を減らす。
           また、神経細胞の無くてはならない材料であり、レシチンが腸内で変化した
          コリンという物質に変化し、脳に運ばれてアセチルコリンになります。 よって、
          脳の老化やボケを予防する効果があるのです。
 ・サポニン・・・・脂肪の蓄積を防ぐ。脂肪酸の酸化を防ぎ活性酸素の働きを抑制する。
          便通をよくする。 血栓を予防する。  
           また、腸の内壁のじゅう毛を収縮させる作用により栄養分の過剰吸収を抑制
          するので肥満予防になる。
 ・イソフラボン・・・ 骨粗鬆症の予防、乳がんや前立腺がんの予防、
             若返りホルモンのDHEAを増やし、基礎代謝を高める。
 ・オリゴ糖・・・・・腸内のビフィズス菌の養分となる。 ビフィズス菌には腸内の悪玉菌の増殖を
           抑え、免疫力を高め、発がん物質を分解する働きがあり、その効果が強まります。
 ・カルシウム・・・・精神の安定に寄与。 豆乳の良質なたんぱく質がカルシウムの吸収を助けます。
                                            



                        2008.5.29