行政書士もぐもぐ......自分流情報発信  第26号
             平成17年1月29日発行 

            今回の目次
        □ 法人登記申請と行政書士 
        □ 貴方はヤフー派、それともグーグル派・・・



   □ 法人登記申請と行政書士 

 横浜に仕事塾という行政書士の任意の勉強会があります。
毎月研修会を開いていて、講師の顔ぶれが実に多彩です。
 1月は、家森先生という電子申請のスペシャリストで、
法人登記申請で罰金を食らったというサムライ行政書士でした。

 家森先生は、実に詳細に経緯を話されました。
先生は法人登記の代理申請をするに際し、
委任状に代理人行政書士家森〇〇と書いていたそうである。
これで司法書士法違反に問われたわけです。
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 私も法務局に確認したことがありますが、
行政書士が代理人として出頭し申請する場合は、
委任状に行政書士の肩書を書かず、個人名にすれば問題はなかったのです。
つまり、代理人が行政書士であったとしても、
書類上は業として代理申請したこととにはならないわけです。

 法務局がやり方を教えてくれるくらいなのですから、
恐らくかなりの行政書士はこうして登記申請しているのでしょう。
 家森先生もこうすればよかったものの、
あえて行政書士の名前を堂々と記載した辺りが、サムライという他ありません。
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 法人設立で面白いところは、定款の作成が行政書士の独占業務だということです。
しかし、司法書士が定款を行政書士に依頼して来るという話は聞いたことがありません。
結局、法人設立業務で、行政書士業務と司法書士業務が重複しているのだとしたら、
ギブアンドテイクでどちらも全て出来るとするのが本来の姿なのです。

 さすがに、「規制改革・民間開放推進会議」という小泉首相直下の諮問会議が、
法人登記申請の行政書士への解禁を法務省に対し要請したようです。
 2年後以内の実現は、確実とも聞きます。

 後手後手ではあっても、合理的で利用し易い法律サービスの提供という方向で、
改革は進んでいるようだと感じれることは嬉しいことです。


   □ 貴方はヤフー派、それともグーグル派・・・

 私はこれまでグーグル派でした。
理由は、実に単純。
グーグルの方が検索画面はスッキリしていて、登録も無料だからです。
 ヤフーの画面というのはゴチャゴチャしていて、
検索結果も何となく見づらいし、おまけに登録料として5万円も掛かります。
利用者はヤフーの方が多いんだよと噂に聞いても、ウソだろうと思っていたのです。
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 昨年の11月頃からなぜか相談が減り、ヤフー軽視の祟りが現れました。
背は腹に変えられずで、今年の1月には、まずビジネスエックスプレスから登録。
次にはオーバーチュアまで一気に駆け上がりました。
 オーバーチュアとは、スポンサーサイトという特別席に掲載するものです。
                  
 ヤフーの審査は中々厳しいです。
全頁のチェックと更新をして、2週間後にやっと許可が下りました。
 下をご覧下さい。キーワード「内容証明」で、堂々3位です。
  http://search.yahoo.co.jp/bin/search?p=%C6%E2%CD%C6%BE%DA%CC%C0&lk=jword

 1日のクリック数は、100→200に倍増しました。
利用者のヤフー好みは、ウソではなかったと感じた次第です。

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