情報のコーディネーター  第140号
     
           令和3年6月28日発行
           窮すれば通ず。 情報こそ反転の力なり。 コトバで心の壁を破れ。

                      今回の目次
               □  太陽光でコロナうつを治せ


  1年以上に及ぶ新型コロナウイルス騒動もそもそも終息に向かいつつありますが、一部の人
にコロナうつが現れています。

  外出自粛や慣れぬテレワークなど引き籠り生活が長く続けば、人によって強いストレスを感じ
る場合があり、コロナうつはストレスが自律神経のバランスを乱すことで、セロトニン(脳内神経
伝達物質)の分泌が減る結果に他なりません。

  自律神経のバランスを回復させればセロトニンの分泌も増やせる筈であり、その最も有効か
つ簡単な方法は、太陽光に当ることです。


  太陽光に当るとそれだけで交感神経が活性化し、自律神経のバランスが回復すればセロトニ
ンの分泌も元に戻ることが科学的知見として知られています。

  その一方、太陽光は体内時計を整え、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌に予約スイッチを入れ
ます。
  メラトニンは深い睡眠を得る為に不可欠なホルモンで、朝起きてセロトニンが分泌され始めてか
ら14~16時間後に最高潮に達して眠気をもたらします。  

  この深い睡眠こそストレスの解消やよい寝起きを導くと同時に、昼間のセロトニンの分泌を増や
すという相乗効果を生むのです。


 次に、うつの人は腸内環境も悪化しているのが通常で、セロトニンの合成に腸内細菌の活性化が
不可欠です。
 セロトニンの素材は食物に含まれるトリプトファンという物質(脳内でセロトニンに合成される)であり、
トリプトファンの吸収は腸内細菌が大きな役割を担っているからです。

 太陽光により自律神経のバランスが回復されると腸内細菌が活性化し、トリプトファンの吸収を促
進し、その結果、脳内のセロトニンが増えることになるのです。 

 その上、太陽光はビタミンDの合成を促進させ、ビタミンDは腸内環境の改善を促すという効果もあ
ります。


  最後に、トリプトファンの摂取量は、体重が60㎏の人なら1日120mgとされています。

  納豆40gに96mg、 白米100gに89mg、卵1個に108mgも含んでおり、これまでの食習慣の中で
十分摂取可能と思われます。

  ただ、セロトニンの合成時にエネルギー源となるのが炭水化物なので、ダイエットを理由にご飯を
減らし過ぎると問題です。 

 

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