情報のコーディネーター  第128号
     
         平成31年11月30日発行
           窮すれば通ず。 情報こそ反転の力なり。 コトバで心の壁を破れ。

                     今回の目次
              □ 70歳でも罹る肩関節周囲炎


  肩関節周囲炎は、通称を五十肩と云います。
ある日、突然腕が上がらなくなって不自由を来しますが、6ヶ月位で自然治癒する病気です。

  肩関節の周囲で炎症が起きて、周りの筋肉がそれをガードしようとして拘縮する結果、可動範囲
が狭まり、無理に動かすと痛みが生じるのです。

  肩関節周囲炎と似た病気でMRI検査で見付かることがあるのが、腱板断裂です。
これが起きると腕や手首の微妙な動き、つまり日常生活のちょっとした動きが制限されます。

  実は、私も8月から右肩が上らなくなり、MRI検査の画像から腱板断裂と診断されました。
今は、リハビリと2週間に1回の注射に通院しています。


  注射には2種類あって、デキサート注射液3.3mgが入っているのと入っていないのがあります。
デキサートとは副腎皮質ステロイド薬のことで、炎症を抑える効果があります。

  この注射を打つと、その日から腕の筋肉の痛みや疼痛が軽減して、右肩と同時に発症した右
股関節の不調も良くなり、そんな良好な状態が3日位続きます。

  こ注射による最大の驚きは、6時間一度もトイレに起きることなく熟睡出来たことです。
私は夜間頻尿で5、6回トイレに起きるの日常だったからです。

  しかし、デキサートには免疫力も抑制する働きがあり、また腱を損傷する危険がある為、4週
に1回しか打てないのです。  

  そこで、2週間目はデキサートが入っていないのを打つことになります。
デキサートが入っていない注射では痛みの軽減が少なく、打たなくてもいいと思うくらいです。


  肩関節周囲炎や腱板断裂で筋肉の痛みや疼痛が出て来るのは、炎症が起きているからです。
しかし、なぜ炎症が起きるのかは、医学的にまだ解明されていないといいます。

  私のように70歳を過ぎてからこの病気に罹る場合は、老化による代謝機能や免疫力の低下と
関係していることは間違いないと思われます。

  私には人生からそろそろ引退ですよと告げられているような気がします。
この病気に速効的に効く薬などはなく、自然治癒力を助ける薬しかありません。

  右腕の可動が制限されてみて、普段の日常生活で如何に右腕を使っていたかが分かります。
右腕が不自由になると、更衣・脱衣が不自由になりますし、右腕を使うちょっとした動作にいちいち
ブレーキが掛って実に惨めな気持ちにさせられます。

  若い時には罹らず50歳以降に罹り、しかも炎症のメカニズムが分かっていないという不思議
な病気が、晩年になってこんな病気もあるのだと病気の方から寄って来た感じです。

 
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